メッセージに隠された想い

ずっと 伝えたかったよ
パパ、ママ 産んでくれてありがとう

写真上のこのメッセージは、ご覧の通り、着物を着て晴れ姿を見せる事で「ありがとう」を伝えているのですが、実はもっと深い想いが込められています👘

着物の醍醐味の一つなのですが、

例えば訪問着など、結婚式の祝いの場に吉祥文様のおめでたい柄を着て訪れる事が、どんなにたくさんの祝いの言葉より、最高に心のこもった「無言のメッセージ」になるのです。

その場にふさわしい装い、想いを柄に込める事により、相手を祝う気持ちを着物に託すんですね。

障がいをお持ちのお子さんの中には、上手に言葉を話せないお子さんもいらっしゃいます。

そもそも、言葉を話せたとしても、お母さんに「産んでくれてありがとう」なんて、子供が言うことはなかなかありません。

だけど子供もちゃんと分かってるんです。

大人ですら照れ臭く、言いにくいこの言葉も、こうして着物が通訳してくれるんですね。

子供から親へ「ありがとう」を伝えるだけでなく、親から、私たちのところに産まれてきてくれた感謝の気持ちを込めて、ぜひ、七五三に晴れ着を着せてあげ、「ありがとう」を伝えるチャンスを作ってあげましょう。

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